北海渡付近からみた常念岳

岩原の自然と文化を守り育てる会

岩原は安曇野市堀金の西北部、北アルプス常念岳のすぐ麓に位置する地区です。 「岩原の自然と文化を守り育てる会」では、 岩原地区に残されている貴重な自然や代々受け継がれてきた文化を継承し、 そして育んでいく活動を行っています。

新着情報

2022-06-14

2021年6月に配布したクララの苗 6月25日(土)に豊科公民館の駐車場でクララの苗を無料配布します(午後1時〜4時)。 これはオオルリシジミが安曇野市の天然記念物に指定されたことを記念した 市教育員会主催のシンポジウム の一環です。 1000本用意していますが無くなり次第終了となりますのでご了承ください。

今年は堀金公民館ではなく豊科公民館での配布になりますのでお間違えないようお願いします。 クララの他、蝶の食草のコマツナギとウマノスズクサの苗も配布します(100本程度)。

2022-04-16

4月16日〜5月8日の土日祝に国営アルプスあづみ野公園入口で ガイドブック「岩原のタカラ」を販売します。 また、今回は、岩原に生息する絶滅危惧種の蝶「オオルリシジミ」が 2022年3月に安曇野市の天然記念物に指定されたことを記念して 「缶バッジ」も販売します(300円)。 「岩原のタカラ」(1,000円)を購入された方にはこの缶バッジを無料プレゼントします!

2022-03-20

2022年度の新企画『岩原のタカラめぐりを楽しみませんか!』参加者募集中!

毎月1回、第2土曜日に定例開催予定で、当会の百瀬新治代表がガイドを務めます。 先着順25名の定員です。お申し込みはお早めに。 参加費は無料ですが、国営アルプスあづみ野公園の入場料とテキストのガイドブック購入費1,000円が必要です。 詳しい日程はこちらのページから。

2021-12-25
道祖神の現場説明会を開催します。
  • 日時:平成4年1月9日(日) 13時〜14時半(三九郎終了後)荒天の場合は10日(月)に順延
  • 内容: 中村道祖神に集合し、百瀬代表の説明案内で、上手から新屋の道祖神まで約90分でゆっくり見学します。 参加申込は不要です。歩くのが心配な方は車で道祖神まで移動する形でも参加も可能です。
2021-12-19

国土交通省「手づくり郷土賞受賞記念発表会」 国土交通省「手づくり郷土賞受賞記念発表会」で発表してきました。 当日のライブ映像 (2:15:471:45:47あたりから)

2021-12-04
国営アルプスあづみの公園で書籍『岩原のタカラ』を販売しています (12月19日までの土日の16〜19時)。
2021-12-04
国土交通省の「令和3年度 手づくり郷土賞」に選定されました。  国土交通省の報道資料
2021-12-04
ホームページ開設!

活動と行事

学習会・講演会

専門家を講師に招き、岩原に関連する自然や文化、歴史についての学習会を2ヶ月に一度程度開催しています。

岩原のタカラめぐりを楽しみませんか!(2022年度新企画)

国営公園の内と外を結ぶ現地見学会を企画しました。 月1回の合計12回で、当会の百瀬新治代表がガイドを務めます。 詳しくはこちら

岩原城址への遊歩道整備

平成29年に地元森林組合の協力を得て岩原城址への遊歩道を整備しました。 その後、遊歩道の草刈りなどを行っています。 以前は、なかなか登るのが大変だった岩原城址ですが、 現在では比較的容易に登れるようになりました。

安楽寺跡の整備

旧安楽寺跡には立派な石垣が残っています。 しかし廃寺から長い年月を経てこの立派な石垣も笹や草で覆われ、 その石垣もほとんど見えないような状態でした。 そこで私達の会では、年一回の草刈りを行うようにしました。 近年では少し遠くからでも石垣が見えるようになってきました。

オオルリシジミの保全活動

オオルリシジミ (wikipedia) は現在国内の限られた場所にしか生息が確認されない絶滅危惧種に指定されている蝶です。

私達の会では、 市民有志、地元住民、専門家・研究者、 日本自然保護協会、国営アルプスあづみの公園、長野県、安曇野市、 などのいろいろな個人・団体と協力してオオルリシジミの保全活動に取り組んでいます。 2020年、2021年には、幼虫が食草とする「クララ」というマメ科の植物の苗を安曇野市や近隣市町村の市民向けに配布しました。

関連リンク

書籍・ガイドブック

ガイドブック『岩原のタカラ』 2019年3月に岩原地区のガイドブック『岩原のタカラ』を刊行しました。 A5フルカラー188ページで、 目的別の散策コースと60箇所以上の見どころやその歴史などが写真付きの読みやすい文章で解説されています(税込み1,000円)。

解説は元豊科郷土博物館館長で歴史民俗学の著名な研究者である当会の百瀬新治代表によるもので、 どの世代の方が読んでも楽しめる内容になっています。 300枚以上の写真からは岩原の四季折々の風景や人々の生活、 伝統行事の様子などが伝わってくると思います。 なかなか他にはない安曇野ガイドとなっています。

この『岩原のタカラ』は平安堂あづみ野店で常時販売されているほか、会の行事などでも販売しています。

  • 岩原のガイドブック『岩原のタカラ』(税込1,000円)を国営アルプスあづみの公園で販売中(11月13日〜12月19日までの土日)

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岩原ガイド

岩原の歴史

岩原区内には4千年前とも言われる縄文時代の土器が見つかった古墳もあり、 かなり古くから人間が生活してきたと考えられています。 また烏川を挟んで隣の牧という地区は、古くから馬の産地として知られ、 紀元前から紀元6世紀ころまで九州や東シナ海周辺で活躍した 古代海人族「安曇族」の影響も感じられます。 6世紀にはすでに「安曇郡」という地名が登場していることや遺跡の調査などから、 おそらくこの頃には人々が定住していたと考えられています。 ちなみに安曇族ゆかりの穂高神社 で祀られているのは山の神様ではなく海の神様です。

中世には長野県内屈指の山城である岩原城が築かれ、 その入り口付近には安楽寺という大きなお寺があり隆盛を誇っていました。 戦国時代に武田信玄が信州に侵攻した際には、 当時このあたりを治めていた堀金氏は武田に従います。 しかしその後、武田氏も滅亡し、江戸時代には松本藩の管轄になりました。

そして明治の始めまでは岩原村として存在していましたが、 近隣の村と合併して烏川村となり、さらに戦後、 隣の三田村と合併して堀金村となりました。 そして2005年のいわゆる「平成の大合併」で近隣5町村が合併して 安曇野市が誕生し、岩原もその一部となりました。

岩原の見どころ

ご近所にお住まいの方も遠方から来られる方もガイドブック『岩原のタカラ』を片手に、 のんびりと岩原の魅力を満喫しましょう。 『岩原のタカラ』には50箇所を超える岩原の見どころがきれいな写真とともに詳しく説明されています。 その中からいくつか紹介しましょう。

山神社

山神社 地元の人々にとても親しまれている神社です。 ちょうど須砂渡渓谷の入口に位置し、まさに山の神様を祀るといった雰囲気の神社です。

毎年4月末に行われる例祭では、 安曇野市内で現存している唯一の担ぎ舟の曳航があり、 木で組み立てた舟を岩原祭典保存会の会員や地元の人々が担ぎます。 クライマックスはセンドイシを三周したのち、境内の坂で舟を転がして壊してしまうところです。

山神社の例祭では市内唯一の担舟を曳航します 市内では穂高神社のお舟が最も有名ですが、江戸時代は今のような 車輪がついた舟ではなく岩原のお舟と同じ担ぎ舟でした。 岩原のお舟は昔の貴重なお舟の姿が残っているということで、 安曇野市の無形民俗文化財に登録されています。

大庄屋山口家

立派な旧大庄屋山口家の門 300年以上の歴史をもつ大庄屋のお屋敷。庭園は県の文化財にも指定されています。 松本藩のお殿様や国内近代登山の父と呼ばれているウォルター・ウェストンも泊まったお屋敷です。 現在も山口家の人が生活されていますが、見学可能です。 37歳の若さでなくなった日本画家の山口蒼輪の生家でもあり、 蒼輪のとても貴重な作品をいくつか見ることができます。

山口家は国営アルプスあづみの公園の田園文化ゾーンから里山文化ゾーンへ歩いて移動する途中にあります。 公園を訪れたほとんどの観光客は素通りしてしまいますが、それはあまりにもったいないと思います。 見学料は大人400円、子ども200円。

岩原城址

岩原城からみた安曇野 堀金氏が16世紀に築城したとされる山城。 何重もの大きな堀切が残っています。 山城の専門家によると、中世の城としては信州でもかなり大規模なもののようです。

平成29年に当会が山頂までの遊歩道を整備しました。 現在では30分ほどで登れるので、ぜひ皆さんも登ってみてください。 安曇野から池田・大町・白馬方面が一望できます。

国営アルプスあづみの公園

国営アルプスあづみの公園内の菜花畑 市外・県外から来る観光客にとっては岩原地区の中でおそらく最も有名な場所です。 広大な敷地で四季折々の景色を楽しめます。 通常は入園料が必要ですが、たまに入場無料の日があります。 2020年度から子供は一年を通して無料になったそうです。

『岩原のタカラ』では公園の公式パンフレットにも詳しく載っていない 公園内の見どころも多く紹介しています。 少し予習してから散歩すると、同じ景色でもきっと違った感動があるでしょう。

国営アルプスあづみの公園の公式ページ

烏川渓谷緑地

国営アルプスあづみの公園が開園する前から人気の場所で、入場無料です。 以前はバーベキューができましたが、利用者がゴミを持ち帰らないなど マナーが悪いということで、今はバーベキュー禁止なっています。 渓流釣りを楽しむ人も多いです。

渓流・烏川の涼し気な音を聞きながらのんびりと散歩すれば心身のリフレッシュ間違いなしです。

烏川渓谷緑地の公式ページ

がんかけ道祖神

岩原の新屋地区にある道祖神で、実はすごい道祖神です。 なんと2021年、160年ぶりに再び元の場所に戻ってきました。 詳細は後日アップする予定です。ご期待ください。

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会の案内

入会と会費

会員の方々には行事などの案内をお届けします。 入会ご希望の方は、当会代表または事務局までご連絡ください。

年会費は岩原区民がお一人500円、その他の地区の方はお一人1,000円となっています。 講演会・学習会等は会員以外の方も参加できますが、 資料印刷代等として数百円程度いただくこともあります。

連絡先

代表:百瀬 新治
事務局長:南 健児
メール: webmaster_あっとまーく_iwahara_ぴりおど_org
「_あっとまーく_」は「@」に、「_ぴりおど_」は「.」に置き換えてください。

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